2012年11月27日火曜日

音楽祭2日目。



2日目は、Trio Mistralでデュオ、トリオの曲をお送りしました。

今回は、デュオの曲が2曲ありました。
 ドビュッシー作曲、バイオリンソナタ、そして、フランク作曲、オリジナルは
バイオリンのために書かれたソナタ、でもチェロソナタとして演奏しました。

前にも、ブログに書きましたが、このフランクのソナタは、バイオリン、またはフルートと
弾かれることもあるんですが、どの楽器とが好きかというのは、人それぞれです。


私は、またまた、来年の1月12日 Ottigniesという町のホール、Espace Garageで、
バイオリ二ストのCamille Babut Du Maresさんと、同じ、フランクのソナタを演奏します。

音楽祭で聞いて下さった方も、まだ聞いたことがないという方も、是非バイオリン
バージョンを聞きに来て下さいね。詳細は、またこのブログ上でお知らせします。




この日は赤色で統一。Photo by Gregory Gaye
 ジュドーニュ音楽祭では、1日毎に色を決めて、ライト、
そして演奏者の服で統一感を出しています。

今年、1日目はピンクと白、2日目は赤、3日目は、 青と黒、4日目は、緑と紫でした。


来年は、早めに色を決めて、観客の方にも参加してもらおうかと思っています。
全身赤で!とかではなくて、例えば、赤の日なら、マフラーは赤でという風にして
もらえれば、もっとお祭り気分がでるかなと思います。なんせ音楽の祭典ですから、
お祭り要素、大事です。




ヨハネスさん。Photo by Raphael Piguet
オリヴィエさん、とても真剣な表情です。
















コンサート終了!


この日は、フランスのストラスブールからも、友人達が駆けつけてくれました。
おみやげもたくさん有難う!

家族、友人、そして見に来て下さった全ての方に感謝です。
有難うございました。

来年は、10月17日から4日間開催予定です!
皆さん、是非、ジュドーニュの町まで遊びに来て下さいね。

第2回ジュドーニュ国際音楽祭第一日目。

音楽祭が終わってからも、コンサートが立て続けにあって、怒涛の1ヶ月でした。

やっと、少し落ち着ける時間(といっても次のコンサートがあるんですが…)ができたので、
ジュドーニュ音楽祭を振り返りたいと思います!


今年も無事終了しました、ジュドーニュ音楽祭。

毎年、お客さんの入りは、前売りでわかっている分以外、
出たとこ勝負的な所がありますが、この第一日目、
後数席残して、満席となりました!

いやー、嬉しかったです。ジュドーニュの町まで、
足を運んでくださった皆さん、ほんとに感謝です。


この日は、クラリネットとの共演ということで、若手実力派クラリネット奏者、マチュー ロスカムさんをお迎えして、お送りしました。ブラームス作曲クラリネットトリオ、ストラヴィンスキー作曲兵士の
物語など、バラエティーに富んだプログラムでした。

私が特に好きだったのは、バーバー作曲Adagio、そしてブラームス作曲のクラリネットトリオです。

バーバーの曲は、クラリネット中心のプログラムで、唯一の弦楽四重奏の曲だったんですが、やっぱり弦楽器のハーモニーは美しいですね。
物悲しいメロディーを弦楽四重奏で聴くと、とても感動します。



Elisabeth Wybou(バイオリン)Stephane De May(ピアノ)、Mathieu Roskam(クラリネット)
photo by Raphael Piguet


Elisabeth Wybou(バイオリン)、Olivier Piguet(バイオリン)、Daniel Rubenstein(ヴィオラ)、Johannes Burghoff(チェロ)


終了後、記念メダルを首からかける音楽家達。
 今年は、音楽祭会長の提案で、お花やお菓子の代わりに、記念メダルを音楽家の
皆さんに差し上げることになりました。

私は、スポーツやF1の表彰式のようで、ちょっとどうかと思ったんですが、
ベルギー人の中では、意外にもよかったと言ってる人が多かったので、
来年はどうするか検討中です。

私的には、コンサート終わった直後の写真が、記念メダル付きっていうのは、
なんか微妙な感じがするんですが…。
皆さん、どう思いますか??

ということで、音楽祭第1日目,無事終了です!


2012年11月16日金曜日

今日のリハーサル。

今日は、日曜日のファミリーコンサートの為の、リハーサルがありました。

このコンサートでは、カミーユ サンサーンス作曲、動物の謝肉祭を演奏します。

2台ピアノと、小さな編成のオーケストラで演奏されるこの曲、
一曲一曲に動物の名前が付いています、まさしく動物のお祭りです。


様々な動物達、ライオン、鳥、亀、カンガルーなどが登場しますが、
それぞれ動物の特徴をしっかり掴んで表現されてます。

特に、象の曲では、コントラバスのすごい低音でメロディーが弾かれて、
まさしく、象!って感じです。


お子様も一緒に家族全員で楽しめますので、日曜日15時から、
ご時間ありましたら、ブリュッセル音楽院大ホールまで足を運んでくださいね。

サンサーンス 動物の謝肉祭、音楽のみ
http://www.youtube.com/watch?v=p2gDehDpk7Y

2012年11月4日日曜日

11月9日のコンサート。

昨日、今日と、11月9日の為のリハーサルがありました。

このコンサートは、2台チェロとピアノという少し変わった編成で演奏します。


弦楽トリオ、Trio Fenixのチェリストであるカレルさんは、この前終了しました、
ジュドーニュ音楽祭でも演奏して頂きましたが、今回のコンサートでも、
共演できることとなりました。


2台チェロとピアノの為の曲は、あまりないのですが、
イタリア出身のアメリカ人作曲家 ジャン カルロ メノッティーが、
名作を残しています。

ストラヴィンスキーの、ネオクラシック時代の作品に、通じるところがあるかと
思います。

全体的にシンコペーションなどを使ったリズミカルな曲ですが、
3楽章では、物悲しいメロディーが美しく、1から4楽章通して、
聞き応えのある曲だと思います。


この曲、ピアノパートはテクニック的にそんなに大変な曲ではありませんが、
、チェロのパート、特に第2チェロは、かなり高音まで弾かなければならないので、
高度なテクニックを要する曲でもあります。


コンサートでは、他にも、ヘンデル作曲、2台チェロの為のソナタ、
ショスタコーヴィッチ作曲、5つの小品などを演奏する予定です。



このコンサートでは、ソロの小品も何曲か演奏します。

 スカルラッティーのソナタ2曲、そしてメンデルスゾーンの無言歌集より
2曲です。

 演奏させて頂く、メンデルスゾーンの2曲のうち、
一曲は糸を紡ぐ乙女を想像できることから、紡ぎ歌と
呼ばれています。

紡ぎ歌 ピアニスト、アリシア デ ラローチャの名演
 http://www.youtube.com/watch?v=yZ5-dXgTz1s&feature=related


皆様、お時間ございましたら、是非、 アントワープまで足をお運びください。