2012年9月22日土曜日

チャペル内部。

 さて、今年も開催されることになりました、ジュドーニュ音楽祭。

 フェスティバルが行われるチャペルは、去年の10月にコンサートホールに
生まれ変わったばかり。

 去年は、フェスティバル開始の1週間前に完成し、地元の人でさえ、
コンサートホールになったことを知らなかったので、宣伝に苦労しました。
詳しいエピソードは、こちらでどうぞ。 
 http://www.bel2.jp/home/music/9.html


チャペル内部
このチャペル、コンサート用にしっかり改修されていて、
観客の為の椅子(座り心地いいです)、スポット、
暖房(教会ではないことが多いので、寒いベルギーではとっても重要!)
などの設備が揃っているのはもちろんのことですが、
 一番特筆すべき点は、音響です。


  元々、ベルギー中に多数ある教会では、コンサートが
よく開かれています。
  ですが、ピアノでコンサートとなると、残響がありすぎて、
こだましてしまう場合が多々あります。


  ここのホールは、コンサート用の音響を、きちんと考えて作られているので、
響きがとても良く、観客にとってはもちろんですが、演奏家にとっても快適に、
安心してコンサートができるホールだと思います。

 
 実際、私は、ベルギー国内の、150人から200人規模のホールの中では、
音響の良さでベスト1だと思います。



 皆さん、是非、ジュドーニュ音楽祭に遊びに来て下さいね。 この新しく生まれ変わった
チャペルで、素晴らしい演奏家達の競演を、お楽しみ頂きたいと思います。

 


 



 

2012年9月18日火曜日

第2回ジュドーニュ国際音楽祭

 今年も、おかげさまで、第2回ジュドーニュ国際音楽祭 10月18日~21日  を開催できる運びとなりました。  


ジュドーニュ国際音楽祭は、去年の10月、私とチェリストのヨハネス ビュルコフの提案で  始まった室内楽の音楽祭です。


今まで小さなコンサートを企画したことはあっても、4日間に渡る音楽フェスティバルを  企画した経験など全く無かった私達が、2度目の音楽祭を開催できることになったのも、  ひとえに、周りの協力、環境に恵まれての事で、本当に有難いことです。


その音楽祭開催に関するエピソードを、ベル通(ベルギー在住日本人の為の情報サイト)上で記事にして頂きました。

http://www.bel2.jp/home/music/9.html

記者は、フルーティストとしてベルギーで活躍されている、神田望美さんです。
神田さんには去年、この音楽祭で演奏して頂きました。精力的に活動している
彼女を見ると、いつも私も頑張ろうという気になります。




さて、今年のジュドーニュ音楽祭でも、多彩なプログラムで、著名な演奏家と若手演奏家の  素晴らしい競演をお楽しみ頂けると思います。

     1日目は、ベルギー出身の若手実力演奏家、マチュー ロスカムを  迎えて、モーツアルト、ブラームス、プロコフィエフなどが演奏されます。

   2日目は、私もメンバーである、ピアノトリオ、トリオミストラルが ドビュッシー、
フランクのデュオソナタ、そしてトリオの名曲をお送りします。
 

   3日目は、著名な室内楽グループ、弦楽トリオの トリオ フェニックスと私、  ヨハネスビュルコフと共演をお楽しみ頂きたいと思っています。


    最終日4日目は、マルタ アルゲリッチやミーシャ マイスキーとも共演している、アリッサ  マルグリスさん、また、フルーティストの神田さんのご主人で、  ブリュッセル音楽院で教鞭も取られている、ダニエル ルーベンシュタインさんを  お迎えして、ドヴォルザーク、ブラームスのピアノ5重奏を演奏させて頂きます。 

 毎コンサート後には、レセプションがあり、チケットを見せて頂ければ、
飲み物一杯無料で、演奏家達と話す機会も設けてあります。



 皆さん、この素晴らしい演奏家達の競演を、是非聞きに来て下さいね。

 




新学期です。

 皆様、ご無沙汰しております。

 新学期が始まったばかりですが、いかがお過ごしでしょうか?
 私は、歌手アンヌ カンビエさんとのコンサート、
スイスでのトリオ ミストラルの コンサートを終え、
10月18日から始まるジュドーニュ音楽祭に向けて、準備を進めています。

 これから、少しずつ音楽祭情報をUpしていきますので、是非この
ブログに寄っていってくださいね。