2012年12月21日金曜日

音楽祭最終日。

そして、音楽祭最終日。

この日は、ドヴォルザークのピアノ5重奏、そしてブラームスのピアノ5重奏を演奏させていただきました。


Alissa Margulis(バイオリン)、オリヴィエさん(バイオリン)、Daniel Rubenstein(ビオラ)、ヨハネスさん(チェロ)

ステンドグラスを通して入ってきた、夕日の色が綺麗です。


音楽祭記念メダル、ちゃんと首からかけてます。
レセプションにて。乾杯!

音楽祭開催に際して、たくさんの方々の支援の有り難味を、ひしひしと感じました。
 色々な形で音楽祭に協力、または参加してくださった皆様、有難うございました。

ジュドーニュ国際音楽祭、来年は、2013年10月17日から21日開催です!

また、このブログでも情報をUpしていきますので、お楽しみに!

音楽祭3日目。

サロンコンサート、そして伴奏の仕事など無事に終了しましたので、
今日は、ジュドーニュ音楽祭、3日目について。

この日は、トリオフェニックスとの共演の日でした。

前にも、このブログで書いたとおり、バイオリンのShirly Laubが1週間前に急病で、
演奏できないということになり、急遽、Tatiana Samouilさんが、
代理として弾いてくれることになりました。

素晴らしいバイオリニストで、音楽に向かう真摯な姿からは、色々なことを
学びました。

また、共演したい、バイオリニストの一人です。



Tatiana Samouil(バイオリン)、 Tony Nys(ビオラ)、Karel Steylaerts(チェロ)



トリオ フェニックスとヨハネスさん。アレンスキー 作曲弦楽4重奏   

 アレンスキー作曲弦楽4重奏、普通の編成であれば、バイオリン2台、ビオラとチェロ
一台ずつとなるわけですが、この曲では、バイオリンとビオラが一台ずつ、そしてチェロが
2台の編成となっています。

叙情的かつ情熱的で、もの悲しいハーモニーを奏でるこの曲、是非聴いていただきたい
曲の一つです。
音楽祭では4人の息もぴったりで、素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

 Radio Maestriaが今年の音楽祭の録音をしてくれましたので、
編集出来次第、音楽祭のサイトにUpしたいと思います。



シューマンピアノ4重奏
 そして、最後はシューマンピアノ4重奏。
最後の曲だったので、待ち時間が長くて、手が冷たくなってきて、
本当に弾けるのかと思いましたが、無事終了することができました。
反省点は色々ありますが、自分なりに、満足できる演奏だったと思います。



このブログに載せている写真は、プロのカメラマンに撮って頂いたものです。
臨場感、伝わってますでしょうか?

また、写真もサイトにUpしますので、是非覗いてみてくださいね。



2012年11月27日火曜日

音楽祭2日目。



2日目は、Trio Mistralでデュオ、トリオの曲をお送りしました。

今回は、デュオの曲が2曲ありました。
 ドビュッシー作曲、バイオリンソナタ、そして、フランク作曲、オリジナルは
バイオリンのために書かれたソナタ、でもチェロソナタとして演奏しました。

前にも、ブログに書きましたが、このフランクのソナタは、バイオリン、またはフルートと
弾かれることもあるんですが、どの楽器とが好きかというのは、人それぞれです。


私は、またまた、来年の1月12日 Ottigniesという町のホール、Espace Garageで、
バイオリ二ストのCamille Babut Du Maresさんと、同じ、フランクのソナタを演奏します。

音楽祭で聞いて下さった方も、まだ聞いたことがないという方も、是非バイオリン
バージョンを聞きに来て下さいね。詳細は、またこのブログ上でお知らせします。




この日は赤色で統一。Photo by Gregory Gaye
 ジュドーニュ音楽祭では、1日毎に色を決めて、ライト、
そして演奏者の服で統一感を出しています。

今年、1日目はピンクと白、2日目は赤、3日目は、 青と黒、4日目は、緑と紫でした。


来年は、早めに色を決めて、観客の方にも参加してもらおうかと思っています。
全身赤で!とかではなくて、例えば、赤の日なら、マフラーは赤でという風にして
もらえれば、もっとお祭り気分がでるかなと思います。なんせ音楽の祭典ですから、
お祭り要素、大事です。




ヨハネスさん。Photo by Raphael Piguet
オリヴィエさん、とても真剣な表情です。
















コンサート終了!


この日は、フランスのストラスブールからも、友人達が駆けつけてくれました。
おみやげもたくさん有難う!

家族、友人、そして見に来て下さった全ての方に感謝です。
有難うございました。

来年は、10月17日から4日間開催予定です!
皆さん、是非、ジュドーニュの町まで遊びに来て下さいね。

第2回ジュドーニュ国際音楽祭第一日目。

音楽祭が終わってからも、コンサートが立て続けにあって、怒涛の1ヶ月でした。

やっと、少し落ち着ける時間(といっても次のコンサートがあるんですが…)ができたので、
ジュドーニュ音楽祭を振り返りたいと思います!


今年も無事終了しました、ジュドーニュ音楽祭。

毎年、お客さんの入りは、前売りでわかっている分以外、
出たとこ勝負的な所がありますが、この第一日目、
後数席残して、満席となりました!

いやー、嬉しかったです。ジュドーニュの町まで、
足を運んでくださった皆さん、ほんとに感謝です。


この日は、クラリネットとの共演ということで、若手実力派クラリネット奏者、マチュー ロスカムさんをお迎えして、お送りしました。ブラームス作曲クラリネットトリオ、ストラヴィンスキー作曲兵士の
物語など、バラエティーに富んだプログラムでした。

私が特に好きだったのは、バーバー作曲Adagio、そしてブラームス作曲のクラリネットトリオです。

バーバーの曲は、クラリネット中心のプログラムで、唯一の弦楽四重奏の曲だったんですが、やっぱり弦楽器のハーモニーは美しいですね。
物悲しいメロディーを弦楽四重奏で聴くと、とても感動します。



Elisabeth Wybou(バイオリン)Stephane De May(ピアノ)、Mathieu Roskam(クラリネット)
photo by Raphael Piguet


Elisabeth Wybou(バイオリン)、Olivier Piguet(バイオリン)、Daniel Rubenstein(ヴィオラ)、Johannes Burghoff(チェロ)


終了後、記念メダルを首からかける音楽家達。
 今年は、音楽祭会長の提案で、お花やお菓子の代わりに、記念メダルを音楽家の
皆さんに差し上げることになりました。

私は、スポーツやF1の表彰式のようで、ちょっとどうかと思ったんですが、
ベルギー人の中では、意外にもよかったと言ってる人が多かったので、
来年はどうするか検討中です。

私的には、コンサート終わった直後の写真が、記念メダル付きっていうのは、
なんか微妙な感じがするんですが…。
皆さん、どう思いますか??

ということで、音楽祭第1日目,無事終了です!


2012年11月16日金曜日

今日のリハーサル。

今日は、日曜日のファミリーコンサートの為の、リハーサルがありました。

このコンサートでは、カミーユ サンサーンス作曲、動物の謝肉祭を演奏します。

2台ピアノと、小さな編成のオーケストラで演奏されるこの曲、
一曲一曲に動物の名前が付いています、まさしく動物のお祭りです。


様々な動物達、ライオン、鳥、亀、カンガルーなどが登場しますが、
それぞれ動物の特徴をしっかり掴んで表現されてます。

特に、象の曲では、コントラバスのすごい低音でメロディーが弾かれて、
まさしく、象!って感じです。


お子様も一緒に家族全員で楽しめますので、日曜日15時から、
ご時間ありましたら、ブリュッセル音楽院大ホールまで足を運んでくださいね。

サンサーンス 動物の謝肉祭、音楽のみ
http://www.youtube.com/watch?v=p2gDehDpk7Y

2012年11月4日日曜日

11月9日のコンサート。

昨日、今日と、11月9日の為のリハーサルがありました。

このコンサートは、2台チェロとピアノという少し変わった編成で演奏します。


弦楽トリオ、Trio Fenixのチェリストであるカレルさんは、この前終了しました、
ジュドーニュ音楽祭でも演奏して頂きましたが、今回のコンサートでも、
共演できることとなりました。


2台チェロとピアノの為の曲は、あまりないのですが、
イタリア出身のアメリカ人作曲家 ジャン カルロ メノッティーが、
名作を残しています。

ストラヴィンスキーの、ネオクラシック時代の作品に、通じるところがあるかと
思います。

全体的にシンコペーションなどを使ったリズミカルな曲ですが、
3楽章では、物悲しいメロディーが美しく、1から4楽章通して、
聞き応えのある曲だと思います。


この曲、ピアノパートはテクニック的にそんなに大変な曲ではありませんが、
、チェロのパート、特に第2チェロは、かなり高音まで弾かなければならないので、
高度なテクニックを要する曲でもあります。


コンサートでは、他にも、ヘンデル作曲、2台チェロの為のソナタ、
ショスタコーヴィッチ作曲、5つの小品などを演奏する予定です。



このコンサートでは、ソロの小品も何曲か演奏します。

 スカルラッティーのソナタ2曲、そしてメンデルスゾーンの無言歌集より
2曲です。

 演奏させて頂く、メンデルスゾーンの2曲のうち、
一曲は糸を紡ぐ乙女を想像できることから、紡ぎ歌と
呼ばれています。

紡ぎ歌 ピアニスト、アリシア デ ラローチャの名演
 http://www.youtube.com/watch?v=yZ5-dXgTz1s&feature=related


皆様、お時間ございましたら、是非、 アントワープまで足をお運びください。


2012年10月23日火曜日

音楽祭終了!

昨日、ジュドーニュ音楽祭、終了しました。

今年は、企画、運営に関してもたくさんやることはありましたが、
個人的にも色々な出来事があって、直前まで、全部のコンサートで
演奏できるのかと不安になったこともありましたが、おかげさまで無事全て
終わらせることができました。

去年に比べて、より多くの方に、ジュドーニュの町まで、足を運んで頂きました。

来て下さった皆様、有難うございました。

2013年は10月17日から20日開催予定です!


今回、去年より、多くの音楽家に参加して頂きました。

特に、印象に残った音楽家は、3日目に演奏してもらった、バイオリニスト
Tatiana Samouilさんです。

エリザベート杯、チャイコフスキー国際コンクールなどで受賞歴のある彼女、
元々は音楽祭で弾いてもらう予定ではなかったんです。

音楽祭2週間前、Shirly Laubさんが病気になり、急遽代理として、来てもらうことに
なりました。

2回しか、リハーサルをする時間がなかったのですが、第一回目の時から、
彼女の全身全霊で音楽に向かう姿勢に感銘を受けました。

演奏技術はもちろんのこと、心に響く美しい音色に、一緒に
演奏しながら、うっとりしてしまいました。


そして、コンサート当日、タチアナさんは少し風邪を引いていたんですが、
それを元ともせず、体全体で音楽を表現する彼女は、本当に素晴らしく
輝いていました。

私は、シューマンのピアノ4重奏を一緒に演奏させてもらったのですが、
これからの音楽人生において、とても重要な時間だったと思います。


嬉しいことに、またジュドーニュ音楽祭で演奏したいと言って下さったので、
来年もジュドーニュで、彼女の演奏を聞けるかもしれません。



これから、少しずつ、写真などUpしていきたいと思います。










2012年10月8日月曜日

リハーサル。



 木曜、金曜は、音楽祭最終日の為のリハーサルでした。

 プログラムは、ドヴォルザークのピアノ5重奏No.1 とブラームスのピアノ5重奏です。
 どちらも、美しい曲ですが、特にブラームスは、演奏するのに、かなり体力を要します。

ブラームスピアノ5重奏 3楽章(途中からの録音ですが、素晴らしい演奏です)
http://www.youtube.com/watch?v=kmvY--n5nTk
 

バイオリン奏者のアリッサ マルグリスさんとは、初顔合わせでした。

引越し途中の大変な時だったらしいんですが、それを物ともしないパワフルな
演奏でした。

かの超有名なミーシャ マイスキーさん(チェリストです)とお友達らしく、
彼が引越しの手伝いで、トラックを運転してくれたの、と話してくれました。
あのマイスキーがトラック!と、みんな絶句でした(笑)。

まあ、超有名とは言え、普通の人なんですから、当たり前なんですけど、
なんだか想像がつかなくて…。


ヴィオラ奏者のダニエル ルーベンシュタインさんとは、1年ぐらい前から知り合いですが、
初めて共演させて頂きます。

ダニエルさんはとても物知りで、リハーサル中も、作曲家に関する色々なエピソードを
披露してくれ、みんな感心して話を聞いていました。




今日は、音楽祭2日目で演奏する、フランクのチェロソナタのリハーサルをしました。

この曲は、元々バイオリンとピアノのために書かれたものですが、
バイオリンの代わりに、チェロ、もしくはフルートで演奏されることが多々あります。

でも、私個人的には、このソナタには、チェロとピアノでの演奏が一番
合っている気がします。と言うと、バイオリン奏者に、必ず怒られますが…。

とにかく、リハーサル、無事終了しました。

木曜は、シューマンのピアノ4重奏のリハーサルです。










2012年10月2日火曜日

運営委員。

今日は、音楽祭準備の為の、会合がありました。

運営委員は、全部で7人います。私とチェリストのヨハネスさんは、肩書きと
しては、音楽監督となっているので、運営委員ではありません。

運営委員は、音楽家ではなく、クラシック音楽が大好きという、
ブリュッセル在住の友人達で、彼らなしにはこの音楽祭は
成り立たないと言っても、 過言ではありません。

この音楽祭を始めてみて、音楽祭のような、4日間続くイベントを企画、
運営するには、たくさんの人々の協力が必要だなとつくづく実感しました。
この運営委員以外にも、たくさんの友人、家族達が応援してくれています。
 ほんとに、感謝です。


運営委員の人々は、私達より年齢は大分上ですが、活力にあふれた、
 とても陽気な人達で、毎回、会合では笑いが耐えません。

笑いすぎて、会合がスムーズに進まないなんてことは、多々ありますが、
これもアットホームな音楽祭の雰囲気を作り出す一つの要因かなと
思います。

コンサート前の広告はどうするか、だれがチケットのもぎりをするかなどはもちろんのこと、
コンサートの後のレセプションの為に、誰が飲み物を買うかとか、どういうおつまみを
お出しするかとか、たくさんの細かい議題があって、すぐに時間は経ってしまいました。

次の会合は、来週の月曜です。







2012年10月1日月曜日

ジュドーニュ。

昨日は、音楽祭が行われるジュドーニュの町まで、
宣伝活動をしに行ってきました。

幸いなことに天気も良く、宣伝もはかどりました。



ところで、ジュドーニュの町では、Parcours d’artistes  というイベントが行われていました。

パルクール ダルティストと読むこの企画、直訳すると芸術家の道という意味で、
地元のたくさんの画家、彫刻家などが参加し、自分達の作品を街中のあちこちに展示して
います。

見学したい場合は、受け付けで地図をもらい、番号と名前、作品の系統などを地図で
見ながら進んでいくわけです。

なんだか、ちょっと宝物探しみたいで、楽しいイベントです。このパルクールを
通して、たくさんの芸術家達に出会うことができました。


その出会いのおかげで、音楽祭の期間、何人かの地元の画家の作品を、
チャペル内部、そして文化センター内にも展示することが決まりました。


音楽と絵画のコラボレーション、なかなか楽しみです。


皆さんも是非、このコラボ、見に(聞きに)来て下さいね。







2012年9月22日土曜日

チャペル内部。

 さて、今年も開催されることになりました、ジュドーニュ音楽祭。

 フェスティバルが行われるチャペルは、去年の10月にコンサートホールに
生まれ変わったばかり。

 去年は、フェスティバル開始の1週間前に完成し、地元の人でさえ、
コンサートホールになったことを知らなかったので、宣伝に苦労しました。
詳しいエピソードは、こちらでどうぞ。 
 http://www.bel2.jp/home/music/9.html


チャペル内部
このチャペル、コンサート用にしっかり改修されていて、
観客の為の椅子(座り心地いいです)、スポット、
暖房(教会ではないことが多いので、寒いベルギーではとっても重要!)
などの設備が揃っているのはもちろんのことですが、
 一番特筆すべき点は、音響です。


  元々、ベルギー中に多数ある教会では、コンサートが
よく開かれています。
  ですが、ピアノでコンサートとなると、残響がありすぎて、
こだましてしまう場合が多々あります。


  ここのホールは、コンサート用の音響を、きちんと考えて作られているので、
響きがとても良く、観客にとってはもちろんですが、演奏家にとっても快適に、
安心してコンサートができるホールだと思います。

 
 実際、私は、ベルギー国内の、150人から200人規模のホールの中では、
音響の良さでベスト1だと思います。



 皆さん、是非、ジュドーニュ音楽祭に遊びに来て下さいね。 この新しく生まれ変わった
チャペルで、素晴らしい演奏家達の競演を、お楽しみ頂きたいと思います。

 


 



 

2012年9月18日火曜日

第2回ジュドーニュ国際音楽祭

 今年も、おかげさまで、第2回ジュドーニュ国際音楽祭 10月18日~21日  を開催できる運びとなりました。  


ジュドーニュ国際音楽祭は、去年の10月、私とチェリストのヨハネス ビュルコフの提案で  始まった室内楽の音楽祭です。


今まで小さなコンサートを企画したことはあっても、4日間に渡る音楽フェスティバルを  企画した経験など全く無かった私達が、2度目の音楽祭を開催できることになったのも、  ひとえに、周りの協力、環境に恵まれての事で、本当に有難いことです。


その音楽祭開催に関するエピソードを、ベル通(ベルギー在住日本人の為の情報サイト)上で記事にして頂きました。

http://www.bel2.jp/home/music/9.html

記者は、フルーティストとしてベルギーで活躍されている、神田望美さんです。
神田さんには去年、この音楽祭で演奏して頂きました。精力的に活動している
彼女を見ると、いつも私も頑張ろうという気になります。




さて、今年のジュドーニュ音楽祭でも、多彩なプログラムで、著名な演奏家と若手演奏家の  素晴らしい競演をお楽しみ頂けると思います。

     1日目は、ベルギー出身の若手実力演奏家、マチュー ロスカムを  迎えて、モーツアルト、ブラームス、プロコフィエフなどが演奏されます。

   2日目は、私もメンバーである、ピアノトリオ、トリオミストラルが ドビュッシー、
フランクのデュオソナタ、そしてトリオの名曲をお送りします。
 

   3日目は、著名な室内楽グループ、弦楽トリオの トリオ フェニックスと私、  ヨハネスビュルコフと共演をお楽しみ頂きたいと思っています。


    最終日4日目は、マルタ アルゲリッチやミーシャ マイスキーとも共演している、アリッサ  マルグリスさん、また、フルーティストの神田さんのご主人で、  ブリュッセル音楽院で教鞭も取られている、ダニエル ルーベンシュタインさんを  お迎えして、ドヴォルザーク、ブラームスのピアノ5重奏を演奏させて頂きます。 

 毎コンサート後には、レセプションがあり、チケットを見せて頂ければ、
飲み物一杯無料で、演奏家達と話す機会も設けてあります。



 皆さん、この素晴らしい演奏家達の競演を、是非聞きに来て下さいね。

 




新学期です。

 皆様、ご無沙汰しております。

 新学期が始まったばかりですが、いかがお過ごしでしょうか?
 私は、歌手アンヌ カンビエさんとのコンサート、
スイスでのトリオ ミストラルの コンサートを終え、
10月18日から始まるジュドーニュ音楽祭に向けて、準備を進めています。

 これから、少しずつ音楽祭情報をUpしていきますので、是非この
ブログに寄っていってくださいね。






2012年6月1日金曜日

またまた。

またまた、1ヶ月もブログの更新が遅れてしまいました。

なんだか、最近一日が過ぎるのがとても早くて…。

 1週間程前から、気温が上がり始め、冬から一気に夏になったと思ったら、
今日からまた下り坂です。ほんとにベルギーの天気は よくわかりません。


今日は、アントワープで、日曜日のコンサートの為のリハーサルでした。

日曜日のコンサートは、ロータリークラブ主催で、アントワープ王立音楽院教授、
ソプラノ歌手のアンヌ カンビエさんとのデュオ、そしてソロの曲も演奏します。

最初は、野外にテントを張って…という話だったんですが、流石にそれはちょっと
無理だということで、美術館にあるホールで行われることになりました。


日曜日は寒いみたいだし、ほんと良かったです(笑)。



演奏する曲目の中で、サミュエル バーバーの歌曲があります。

バーバーは、20世紀のアメリカ人作曲家で、代表作には、
弦楽の為のアダージョ、弦楽四重奏とバリトンの為の曲、ドーヴァービーチ
などがあります。

弦楽の為のアダージョ
http://www.youtube.com/watch?v=hrTIJ3S9DLQ&feature=related

(世界初演の録音)


 新ロマン派主義と呼ばれている彼の作品は、美しく、繊細な旋律が特徴的で、
その豊かなメロディーに心震わされます。

その彼の代表作のひとつである、弦楽の為のアダージョを、
ジュドーニュ国際音楽祭第一日目に演奏します。

弦楽四重奏バージョンでお送りしますので、皆さん是非聞きに来て下さいね。


2012年ジュドーニュ国際音楽祭 www.fimj.be  

10月18日から21日の4日間、開催です!





2012年5月3日木曜日

結婚式と伴奏のお仕事。

月曜日は、お友達の結婚式に参加してきました。

盛大なお式で、たくさんの人がお祝いに駆けつけていました。
私も、少し演奏で参加させてもらいました。

夕食会は、ブリュッセルから車で30分くらいの、綺麗なお城で
行われました。

 友達がとても幸せそうな顔をしていたので、こちらまで嬉しくなりました。
お二人さん、お幸せにね。


その前の日曜日は、伴奏のお仕事をしました。

今週から、エリザベート王妃国際音楽コンクール、バイオリン部門が
始まりましたが、その中の参加者の一人が、一次予選前に
コンサートをしたいということで、急遽呼ばれて伴奏することになりました。

ドイツ人の参加者で、偶然にも、私が卒業した、カールスルーエ音楽大学で
勉強しているということで、意気投合して、色々話を聞きました。

彼女は、音楽を途中で中断して、数年医学の勉強をしたそうです。
医師免許も持っているけど、それでも音楽がやりたくて、演奏家に
なることを選択したと言っていました。

確固たる意思を持って、音楽家になるための道を進んでいる彼女を見て、自分も
今できること、そしてやるべきことに向かって一歩ずつ進んでいかなければ
と再認識しました。


演奏においても意気投合したので、また近い将来、ジュドーニュ国際音楽祭に
招待できればと思っています。


 明日は、アメリカ在住の中国人参加者が、またまた一次予選前に
コンサートをするということなので、伴奏をしてきます。













2012年4月24日火曜日

デュルビュイ。

2月中旬、車で、ベルギーのアルデンヌ地方にある、デュルビュイという町に行ってきました。

 
デュルビュイDurbuyは、人口500人足らずの、世界一小さな町として知られています。

絵本やおとぎ話に出てきそうな町とありましたが、実際、とても可愛く、そして美しい町でした。






 この上の写真のカフェで、クロックマダム(ホットサンドに目玉焼きが乗ってます)をたべました。
盛り付けも可愛く、美味しかったです。

デュルビュイでは、天気が良かったこともあり、近隣諸国からの観光客がたくさんいましたが、
くつろいだ休日を過ごすことができました。
また、機会があれば、行ってみたい場所のひとつです。




2012年4月22日日曜日

お待たせしました。

このブログを見てくださっている皆様、お待たせしました。

最後の記事から、早いもので2ヶ月も、経ってしまいました。
これから、少しずつですが、また日常やコンサート情報など、
更新していきたいと思います。

この2ヶ月間、色々なことがありました。演奏会としては、クラリネットとの
デュオコンサート、そしてフランスでの歌手とのコンサートなどがありました。
どのコンサートも、たくさんのお客様に来て頂き、とても有難かったです。

また、私の生徒さん達の発表会も、無事終了しました。生徒さん全員、
一生懸命練習した成果を発揮でき、素晴らしい発表会になりました。

皆様、ご協力有難うございました。
 これからも、一緒に頑張っていきましょう。




2012年2月7日火曜日

昨日のコンサート。

昨日のLier(アントワープの近く)でのコンサート、無事終了しました。

素敵なチャペル内での演奏会で、お客さんもこの寒い中、
たくさん足を運んでくださいました。 有難うございました。

残念ながらチャペル内の写真を撮るのを忘れてしまいました。

プロのカメラマンがいたようなので、もし写真をもらえたら、またUp
しますね。


リールの町の風景です。日曜日で人も少なく、コンサートの後、皆でゆっくり
散策できました。




 


この通りにあった、イタリアンレストラン、美味しかったです。




修繕中の時計台(有名みたいです)







2012年2月5日日曜日

今日のリハーサル。

今日も、アンヌさんとリハーサルでした。

結局、雪がかなーり残っていたので、彼が運転してくれることになりました。

アンヌさんの家の周りは、全く除雪されていなかったので、
自分が運転じゃなくて、ほんと良かったです。

 
これから、まだまだ氷点下の日が続きそうなので、 皆さん、お気をつけください。


明日のコンサート、楽しんできます!

2012年2月4日土曜日

雪。

今日、ブリュッセルでは、16時ごろから雪が降り出しました。
下の写真は1時間後の様子です。


道は真っ白、車も白くなってます。
この後、大渋滞で、レッスンもお休みとなりました。

明日は、リハーサルの為、車でアントワープまで行くので、ちょっと不安ですが、
高速道路は除雪されているだろうし、安全運転で行って来ます!


2012年2月3日金曜日

歌とピアノ リハーサル in アントワープ

今日は、日曜日のコンサートの為のリハーサルでした。

 日曜日は、ソプラノ歌手のアンヌ カンビエ Anne Cambierさんとのコンサートです。

アメリカンソングと題して、ガーシュイン、バーンシュタイン、バーバーなどアメリカ人
作曲家の曲を演奏します。
普段聞き慣れないレパートリーですが、とても聞きやすい作品が多いです。

ジャズ的要素が取り入れられていたり、シェークスピアの詩が歌詞になっていたりと、たくさん
の発見があって、面白いなと思います。


今日は、リハーサルの為、早朝からアンヌさんのご自宅に伺ってきました。

アンヌさんは、ご家族とアントワープの近くに住んでいます。

アンヌさんのお家は、とても広々としていて、大きなお庭には、池までありました。


水面を見てみると、見事に凍っていました…。
ここ数日、ベルギーでは日中でもずっと氷点下なんです、寒いです…。

アンヌさん曰く、後2日くらい氷点下が続くと、スケートで滑れるくらい、分厚い氷になる
そうで、子供たちは今か今かと楽しみにしているそうです。子供は嬉しいですよね、
やっぱりね。

そんなこんなで、今日のリハーサル終了です。

2012年1月30日月曜日

連弾コンサート。

ピアノ連弾のコンサート、無事終了しました。

今日のコンサートは、私の伴奏の先生のお家のリヴィングで行われました。

この、お家で行う形式のサロンコンサートは、場所が小さい分、
音楽家との距離が近いので、大きなホールでのコンサートより、もっと臨場感があります。

私は、親近感があって好きなので、何度も聞きに行っています。

演奏者の息遣いや表情も、近くで見ることができて、室内楽には
最適だと思います。


今日のコンサート、初めての連弾コンサートにしては、お客さんも
喜んでくれていたようですし、まずまず満足できるものになったかなと
思います。

もちろん、日々精進は変わらないですけどね。


明日からは、日曜日の歌とのコンサートに向けて、 練習頑張ります!

2012年1月26日木曜日

リハーサル。

今日は、29日のピアノ連弾コンサートのリハーサルに行ってきました。

今まで室内楽奏者として、たくさんのレパートリーをこなしてきましたが、4手の曲は
ほとんど挑戦したことがありませんでした。

このピアノ連弾、結構大変だということが、わかりました。

1台のピアノを二人で共有するわけですから、当然ながら、第一奏者(右)の
左手の音と、第二奏者(左)の右手の音が至近距離にあったり、重なってたり
することが、多々あるんです。

当然、手の位置をどうするかということが、リハーサルの最大の
争点になるわけです。今まで、他の奏者の手が邪魔で、弾けないなんて
ことがなかったので、 ピアノを独り占めできるって、実は恵まれてるんだなと
思いました(笑)。

音楽的には、共感できる部分が多いので、手の位置以外は、
スムーズに進みました、ほっと一息です。

何はともあれ、無事リハーサル終了です。



2012年1月25日水曜日

1月です。

もう1月、2012年が始まりましたね。
今年も宜しくお願い致します。

ブログを最後に更新したのが、12月2日。

それから、1ヶ月半以上経ってしまいました。

去年の12月の終わりから、1月初めにかけて、日本に里帰りをしていました。
両親、それにオーストラリアから帰ってきていた姉家族と一緒に、
久しぶりの家族団らんとなりました。

お正月に帰るのは、なんと10年振りなので、日本のお正月の
忙しい雰囲気が、新鮮でした。

姉は、オーストラリアで教師をしていて、なかなか会える機会がないので、
たわいもない買い物をしたりというのが、すごく楽しかったです。

 そして、無事にこちらに帰ってきて、すぐにコンサートがありました。
コンサート情報にも載せていたように、トリオミストラルのコンサートで、
二つとも無事終了しました。

聞きに来てくださった方、有難うございました。

今週末は、ピアノ伴奏の元教授、ブッシェ先生と、4手のピアノコンサートです。 この
コンサートは、先生の家で、サロンコンサート形式で行われます。

2月5日、日曜日は、ジュドーニュ音楽祭でも一緒に演奏した、ソプラノ歌手、
アンヌ カンビエさんとのコンサートです。
先週、アンヌさんから電話があり、Jan Vermulenという有名なピアニストが
コンサートをできなくなったから、代わりに演奏してくれないかということで、
急遽 代役を務めることになりました。頑張って譜読みしないと!

このコンサートは、 Americans Songsと題して、ガーシュイン、バーンシュタインなど
アメリカ人作曲家の曲を演奏します。私も、少しですが、ソロも演奏するので、
お時間があれば、聞きに来て下さいね。